富士山 富士宮ルート八合目、池田館で宿泊
富士山の富士宮ルートの八合目に到着しました。
この八合目には富士山衛生センターがあります。もし、病気や怪我などがあった際には立ち寄りましょう。
また、八合目以降は奥宮の境内地になります。私有地扱いです。
八合目にある池田館の前の休憩所。
池田館から見た地上の様子。
表口八合目宿泊所(池田)御来光観測所の看板。標高3250メートルです。
富士宮口五合目は2390メートルですので、860メートル登って来たことになります。
今回は、この池田館での宿泊をし、その後、朝に出発することにしました。
まずは、池田館の中に入り、受付を済ませます。狭いため、一人ずつ中に入り、受付をします。
代金は夕食と朝食込で7500円。
支払い後はスタッフに宿泊場所まで案内してもらえます。
少しだけ移動します。
そして宿泊場所へ。
2段になっていて、寝袋が用意されています。荷物は頭の部分に置きます。
1つのエリアに6人入ります。赤の他人と左右挟まれることもありますので、抵抗感がある人もいるかと思います。
2階の様子。
寝袋使用の注意点。
この後、すぐに夕食の用意がされるとのことでしたので、寝ずに少し待ちます。
そして、名前を呼びに来たら食堂に向かいます。
食堂はトイレの前あたりにある建物です。
食事が終わった後は、ただただ寝るのみです。
明日の出発の準備をして、寝袋に入ります。
とはいえ、まだ人が行き来してざわついているので、そうそう簡単には眠れません。
耳栓などがあれば、耳栓をして眠ると良いでしょう。
その後も宿泊客が訪れ、空いていたスペースもほぼ埋まりました。平日でも収納人数ぎりぎりでしたので、事前に予約をしておいた方が良いでしょう。
暇なので、少し外に出て様子を見ます。
影富士が綺麗に見えました。
トイレもチェック。
宿泊者はトイレは無料です。宿泊しない人は200円。スタッフが常に待機しているため、しっかりとお金を用意しましょう。
トイレは男女共用。
中に入ると自動でロックがかかります。出るときはロック解除ボタンを押します。
トイレの注意事項もあります。ここではトイレットペーパーはそのまま便器の中に捨てて構いません。それ以外はゴミ箱に捨てます。
だんだんと暗くなってきました。
街にも明かりが灯っています。
暗くなってきた池田館前。
月もくっきりと見えます。星空も綺麗に見えました。
夜中、頂上で御来光を見る人のために、宿泊所にスタッフが声掛けに来ます。そして、どんどんと頂上に向かって人が移動していきます。
この場で御来光を見る予定でしたので、この時は様子だけ見て、再び眠りにつきます。
ただ、人の出入りの際に、ドアをしっかり締めていかない人が多く、隙間風を受けつつ寝ることに。
この結果、風邪をひいてしまいました。
しっかりドアを閉めてくれる人もいるのですが、なぜか少し開いた状態にする人や、ドアを全開にしてそのまま出ていく人もおり、正直イライラさせられます。
ドアの開閉に関しては、山小屋の人も最初の宿泊の案内の際に説明してもらいたいと思った次第。
17時25分に到着し、4時30分に外に。山小屋滞在時間は11時間と、かなり長く滞在しました。